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ライラック

4月29日、強風のため研修センター庭の根元から3本立ち上がっているライラックが強風によって倒れたことをお知らせしました。

 

そのうちの1本に花芽が付いていたのでそのまま見守っていました。

 

もちろん周りの枝は枯れており、全然生き生きとはしていませんが、何か必死に花を咲かせ、実をつけ、そして種を飛ばして次の世代に引き継ごうとしている様に思われるのです。

ライラックは札幌の市の木で昭和35年に市民投票で決定されたとの事。

札幌ライラック祭りが毎年5月中旬に大通公園をメイン会場として開催され、今年は5月18日から29日まで屋台が並んで花を愛でながら午後9時までビールが飲める、もちろんソーシャルディスタンスを十分取った上で、との事です。

江別市勤労者研修センターの敷地に咲いているライラック
江別市勤労者研修センターの敷地に咲いているライラック

またこの時期は「リラ冷え」と呼ばれており、ライラックが咲く頃急に気温が下がることから北海道に限って使われている様で、実際、気温が20度台から一気に10度台まで急激に低下します。

5月のゴールデンウイークのポカポカ陽気についホームセンターで野菜苗を買い求めて庭に植えたのに寒さで全滅したなど、よく聞く話です。

 

 

話がそれましたが、このライラックの花が満開になったのが5月23日。花も小ぶりでようやく咲いている感がありますが、ここまでよく咲いたと先ずは褒めて、立派に種をつけて次の世代に繋げていきなさい、とセンター職員皆で応援しています。